今年もすごい猛暑です
植物たちにとっても過酷な季節となりました
水は十分あるのに葉がぐったりだったり
一日に何度も水やりしないとしおれたりします
それは株や葉や茎の内部が内部が蒸れてきたということです
そんなときには、切り戻し。
長く伸びた枝をきり戻し
葉が混み合った部分は透くように
細い小さな枝を 切り落として下さい。
蒸散し過ぎが少しおさまって蒸れの防止ができます
花が咲いていてもったいないと思われるでしょうが
思い切って切ってください。 気分もすっきりします
ペチュニアなど
すぐに花が復活するような種類は
薄めの液肥を与えてください
固形の肥料は真夏は必要ありません
そして風通しのよい涼しい場所で休ませてあげてください
人間も花も少し夏休みが必要です
早ければ2~3週間で新芽が出始めて花も咲きます
ガーデニング・・・の基本は土いじり
土の種類はたくさんあります
赤玉土、腐葉土、ピートモス
人工的に作られたのではパーライト、バーミキュライトなど
パーライト、バーミキュライトは水持ち、水はけにすぐれています
ほとんどの方がホームセンターなどで売られている
肥料なども全部ミックスされた培養度を使っていると思いますが
腐葉土がたくさん入っている土は
「完熟」と明記されているのを選んでください
落ち葉などの発酵が不十分だと返って植物に悪影響を与えかねません
ふかふかした市販の培養度に
1/3から半分ほど赤玉土を混るとほとんどの植物に利用できます
赤玉土は排水性、保水性、保肥性、通気性にすぐれているので
土がとても扱いやすくなり ガーデニングの基本です
培養度には野菜用、花木用、草花用といろいろな種類があるので
色々選ぶのも楽しいですね
庭ではなくて鉢で花を楽しむ場合は
古くなった土の処分に困りますが
古い根を取って残った土に混ぜてすぐに使えるリサイクル用の培養度があります
無駄をなくしてガーデニングを楽しんでください
家庭菜園の小さなスペースやべランダでプランターでも
簡単に育てることのできるイチゴの種類が増えてきました
かなり寒くなってきましたが 苗はたくさん出回っているし
まだ植え付けに間に合います
イチゴは寒さに強いし
秋植えは何より害虫の心配がないので育てやすいです
ツルがたくさんできますが
栄養がツルにいかないようにマメに切り取ってください
株が安定して大きくなります
冬は土の表面が乾いたらたっぷり水やりして
真冬は軒下に移動して雪や霜がかかっても取り除けば大丈夫です
肥料は1ヶ月に1回程度
3月をすぎるとストップしてください
あまり与えすぎると株ばかり大きくなって花が咲かず
実が生りません
4月になると花がたくさん咲きます
この可愛らしい花も観賞価値があり
楽しみのひとつです
そして花が咲き始めると水やりも毎日に増やして あとは
赤いおなじみの可愛らしい実が大きくなっていくのが楽しみです
クリスマスを彩る花といえばポインセチアです
クリスマスが近づく冬に飾られることが多いので寒さに強そうですが
原産国は熱帯地方なので日本の冬の寒さは苦手です
屋内の日があたる明るい場所に置いてください
他の植物と同じように夜間は気温が急に下がるので
窓から離してください
室内の気温が5度を下回ると葉が落ちたり変色します
暖房の風が直接葉に当たらないようにもしてください
水も冬の間は控えめに乾燥気味にして
管理がよければ4月頃まで楽しめます
3月の終わり頃には日当たりのいい外に出しても大丈夫です
クリスマスが終わってしまうと
真っ赤の葉がマンネリ化してしまいそうなので
最近は色も葉の形も本当に豊富なので
変わった種類を選ぶのも楽しいですね
おなじみのシクラメンの品種改良版「ガーデンシクラメン」です
今までのシクラメンは部屋の中に飾るものでしたが
ガーデンシクラメンは真冬でも外でガーデニングを楽しめる
夢のような花です
日本人が品種改良されたそうです
霜が降りる季節でも枯れることなく
ちゃんと冬越しできます
大きく成長するはなでないので
寄せ植えしても最初からイメージしやすいし
足元を飾るのにぴったりです
お正月の寄せ植えに使うととても華やかになります
鉢植えの場合は真冬の夜には軒下に移動させると
より安心です
これほど色鮮やかな冬の小さな草花は
ガーデンシクラメンしかないと思います
水は控えめに土の表面が乾いてから
じゅうぶん日差しにはあててください
夏には半日陰に置くと
独特の葉の色と模様が楽しめます
観葉植物は元々丈夫なものが多いのですが 熱帯や亜熱帯地方の植物で日本の冬の寒さには耐えられにくいものもあります
気温が15度以下になると当然屋内に入れて 性質に適した管理をしてください
窓辺は昼間は太陽が当たって暖かいですが 夜には一番寒い場所になってしまいます
そんなときは少しでも窓から離した場所に移動させたり ビニール袋をかぶせたり、まわりを新聞紙で囲ってあげたりすると かなり防寒ができます
休眠状態なので水は控えめに、土の表面が乾いてしまってから くみ置きしておいた水を天気のいい日の午前中にあげるようにして 肥料は春までほとんど必要ありません。
サンセベリアのように春まで全く水やりの必要がない種類もあります
暖房の風にも気をつけて直接風があたらないようにしてください 今度は乾燥しすぎてしまいます
乾燥を防ぐためには葉に霧吹きで水をかけて湿度を保ってください